イチョウの存在

イチョウの葉が出てくると、
面白いくらいに、まわりも含めて全てを緑に変える。
e0063653_10104211.jpg

そして花を咲かせる。
その花は咲いたかと思うと一斉に散る。
それも、あまりにも見事にあっけなく。

だが母である木自身はとても強い。
巨大で、その存在感は孤高なのにタオヤカだ。
だれも傷つけず、だれも否定しない。
独立したその宇宙は「そこに在る」ということだけで、
あらゆる生命の連鎖を教えてくれるのだ。

木に触れると、意外なことに
ほんのすこし暖かい。
木であるはずなのに、
脈動が伝わってくるかのようだ。

今年もまた、初夏が来る。

by brizu | 2006-04-27 10:10 | 自然  

<< 地味ーな野草と、たくらみ顔の犬... 地味シリーズ ジシバリ&ハハコ... >>